インダストリアルと原色ケーキの思い出

もう20年も前の中学生の頃、米軍基地のすぐ傍に住んでいた事がありました。
父の仕事の関係です。
で、その頃初めて生インダストリアルを見たのですがかなり衝撃でした。
今じゃピアス開けまくりの不良中年(三十代ってまだ青年なの?)ですが、当時の私はガールスカウ◯に所属して真面目に活動おりまして基地内のアメリカ人のガールスカウ◯の方々との交流が2ヶ月に1回くらいありました。
その時にクロスのインダストリアルをしているお母さんがいらしたのです。

ピアスと言えば母が両耳に一個ずつ着けているのくらいしか見たこと無くて(いや、小6の遠足の時にバスガイドさんが片耳に3つピアスしてるの見て皆で不良!でもおねーさんカッコいーとか言ったかも)みたいな環境だったので「え?銀色の鉛筆耳に引っ掛けてるの?あれ、鉛筆クロスしてる……っていうかこれ刺さってる……の……?Σ(゜д゜lll)ヒイイッ」みたいな感じでした。


その後、時代の流れで学生時代なんかはアクリルの拡張器とか突っ込んだ同級生見て「向こうが見えるのはちょっとねー。何か大仏っぽいしダサい。」とか思ってました。
だって昔はアクリルとか主流だったんだもん。蛍光イエローとか凄い色の。
あなとめたるはおろかガラスプラグの存在も知らなかったし。
で、大学1年になった時にピアッサーで両ロブ1個ずつファッションピアスをしたのが最初のピアッシングでした。
可愛いファッションピアスを集めまくったものです。
今じゃクロスかバーティカルのインダストリアルしたい!本当は1/2インチまで拡張したい(>_<)になってますけれども。

ちなみに、軟骨に手を出したのは社会人2年目の時です。初めてはヘリックスのようなアウターコンクにロブ、軟骨兼用と謳われたピアッサーでやりました(今考えるとおそロシア
ピアススタジオにお世話になったのはヘリックスの次、ロックにどうしても開けたくなってピアッサーじゃ物理的にどう考えても無理、ニードルで自分でやるのも見えないから無理だろうと思い至りました。
それで老舗の渋谷Nの扉を叩きました。
施術してくださったのは多分M宮さんだったんだと思います。
それから結婚して退職してあなとめたるに出会ったのが運の尽き。
拡張にハマってしまったわけです。

あ、でもうちの大学の図書館の民俗学の棚に何故かピアッシングバイブルが置いてあって(時期的に考えて再販前の初期のモノかと)貪るように読んだ事もありました。隣の刺青図案集も面白かった!

写真なんですがアメリカの家庭向けケーキミックス!
インダストリアルに出会った中学時代によく基地内のベーカリーでカップケーキを買ってもらいました。
極彩色のバースデーケーキを作ってもらったこともありました。
ちなみに弟の時はサッカーの模様で、私の時はウサギキャラが好きすぎたのでロジャーラビットでした。
背景は鮮やかなターコイズブルー(汗)
縁取りには黒いクリーム(汗)で点描画みたいにして模様がかいてありました。
その時食べたあり得ないほど甘いのに同時にしょっぱくて凄くしっとりしてふわふわなスポンジケーキがどうしても食べたくて遂にAmazonでポチッとしてしまいました。

今まで1年くらいアメリカ在住の方のレシピなど色々試したのですがあのしっとりふわふわが再現出来ず手を出してしまいました。
Amazonのレビューのボロボロ具合にいい感じに期待が膨らみます。

輸入菓子の味を全く知らずに育った夫にはきっと物凄い不評だろうな……わくわくします。
でも3歳の息子に食べさせるのは気が進まないなあ……。

どーでもいい話ではありますが結局ガールスカウ◯は大学まで続け指導者の資格もとりました。しかも、ボーイスカウ◯の隊長資格の研修も受けてとりました。

なのに虫耐性はゼロです。
それなりにアウトドア生活のスキルは磨いたはずなのに意外と役立たないもんです。
でも、手抜き料理とか食材流用謎料理のスキルは上がったかもしれない……。